時代劇×デスゲーム「イクサガミ」が待望の実写化!“アクション職人”の領域に達した俳優・岡田准一の凄み

2025年11月13日よりNetflixにて世界独占配信が始まる、岡田准一主演の『イクサガミ』。配信前から、染谷将太、山田孝之、吉岡里帆、二宮和也、玉木宏、伊藤英明といった出演キャストの豪華さが話題となっている。加えて本作品への期待を高めているのが、岡田が主演・プロデュースだけでなく、“アクション・プランナー”としてもクレジットされている点だ。
日本の映像作品をより高みへ――“アクションスター”岡田准一の歩み
もともと岡田は芸能界屈指の身体能力を備え、武術家としての顔も持つ。ドラマ「SP 警視庁警備部警護課第四係」への出演をきっかけに武術へのめり込んだという岡田は、これまでにジークンドーやフィリピンの伝統武術・カリ、総合格闘技・USA修斗の師範資格を取得済み。やがて培った武術の知識と経験を生かして、自身が出演する作品でスタントを自らこなすだけでなく、アクション設計にも携わるようになった。
『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』では主演を務めると同時に、殺陣の振付師である“ファイトコレオグラファー”として制作初期から参加。岡田の演出したハイクオリティなアクションは、自身の“最強の殺し屋”という役に説得力を与えた。その後も、『燃えよ剣』では演じた土方歳三の殺陣を自ら手掛け、『ヘルドッグス』では主演に加えて技闘デザインとしてもクレジットされている。
日本を代表する“アクションスター”の地位を確立した岡田。そんな岡田が主演を務める『イクサガミ』は、直木賞作家・今村翔吾の同名シリーズ小説が原作だ。武士の世が終わりを迎えた明治時代を舞台に、腕に覚えのある者たちが莫大な賞金を求め、手段を選ばぬ“デスゲーム”を展開する。
文庫版最終巻にして書き下ろしの「イクサガミ 神」は、2025年8月に発売されたばかり。参加者292人から始まったデスゲームがとうとう終わる。最終決戦がどのように決着するのか、手に汗握りながら読み進めてほしい。
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掲載: 2025年10月10日 15:53

